理想の家は衣食住とキッチンが大切です

理想の家の中でも外観ではなく、内観に注目してみます。家の中にも衣食住があり、生活の中で大切なのは食に関することです。ポラスで理想の室内環境に関してアンケートを取ったところ、キッチンに関する思いが強く票に反映されました。機能的で効率のよいキッチンを求める声が多くあり、あらためて食に対する関心の高さがうかがえる結果になったのです。続いてランキングされたのは、清潔でお手入れのしやすいキッチンと広くてゆとりのあるキッチンが上位に入りました。毎日使う場所であるから快適でゆとりがあり、効率的に使えればストレスもなく時短になります。主婦目線で見ると、毎日の食事や献立を作ることが重荷にならず、使いやすさを重視した場所であることは頷ける結果です。現代の日本は高齢化社会に入りつつあり、全人口の約３０％弱が65歳以上の老年人口になったという統計があります。それに伴って高齢者でも住みやすい住環境の整備が求められ、個人の住宅にもその考えは波及しているのです。お風呂場や玄関の段差をなくす躓き防止にすることや、階段やお風呂に手すりを付けることなどの設備の充実が求められています。他にもＩＴと組み合わせて一定期間ドアの開閉がない場合は、見守りサービスに連絡が行くシステムなどが整備され始めているのです。理想の家は庭付きの一軒家ではなく、住みやすく年齢を重ねてもストレスなく過ごせる住環境なのです。生活の大きな部分を占めるキッチンの役割りも変化してきて、寒暖差が少なく快適に過ごせて老人でも使いやすいキッチンが、ポラスの理想の家ランキングの上位に入っています。